チョコレートが好きすぎて、食べ始めるとだんだん量が増えてしまうことありますよね。
気づくと「あれ?なんか頭痛いかも」なんてことありませんか?
チョコレートを食べすぎると頭痛になる?
片方のこめかみから目の辺りがズキズキと痛んだり光がチカチカするといった現象があるとしたら、それは片頭痛かも。
実はチョコレートって頭痛を起こしやすいものと言われているんです。
■巷で頭痛になりやすいと挙げられているもの
- チョコレート
- チーズ
- ハム
- ソーセージ
- ナッツ
- ワイン
ちなみに筆者はええ~!私の大好きなものばっかり!ってなっちゃいました。
ええ、日頃食べているお気に入りのラインナップです。
頭痛は頭の血管が拡張・収縮することによって痛みを感じるものと考えられています。
それがどうしてチョコレートで頭痛になるといわれるのでしょうか?
血管を収縮・拡張する作用
カカオ製品に含まれるチラミンは血管を収縮する作用があります。
多量にチョコを食べることによって、数時間後にチラミンの血管収縮作用がおさまると血管が拡張する反動で頭痛が起こりやすいと言われているわけですね。
ただ、最近はチョコレートに含まれるカカオポリフェノールは血管を拡張するという実証も出ているんです。
高カカオチョコレート接種後の血圧をはかるという研究によると、高血圧の人ほど血圧は低くなり、改善が見られたというから驚きですね。
参考:みんなの健康チョコライフ https://www.meiji.co.jp/chocohealthlife/relation/health/pressure.html
チョコレートは血管にたいして収縮・拡張の両面機能をもっている…
結局どっち?それって相殺されたりしないのかな?なんて考えてしまいますよね。
チョコだけでは頭痛は起こらない
アメリカ頭痛学会によると、「チョコレートは頭痛を誘発する因子とされながらも、すべての頭痛患者においてチョコレート単独の理由だけで頭痛は誘発されない」としています。
食べ物以外の片頭痛がおきる原因を並べてみます。
生理周期
ストレス
精神的緊張
天候の変化
頻回の旅行
睡眠パターンの変化(休日の寝すぎなど)
これらの要素とチョコレートがかけ合わさったときに片頭痛が起きやすいといえます。
参考:アメリカ頭痛学会 https://americanheadachesociety.org/about/
要するに、話をまとめると…
「チョコレートを食べるだけでは頭痛は起こらない」ということ。
ただ、血の巡りにたいして様々な影響を与えることは間違いないので、日頃から頭痛を感じる方は特に食べ過ぎには注意するのが良さそうです。