チョコレートの原料として使われている『カカオバター』(ココアバター)が、実は食品以外にも使われているって知っていますか?
化粧品、薬品、軟膏の原料としても利用されているカカオバター。
美容や健康のために使ってみたいという方のために、美容効果や効能を解説します。
カカオの実(種子)から抽出される脂肪分のカカオバター。植物性油脂として扱われています。
油脂といっても常温では固形のまま(結構硬いです)。そのためバターとよばれています。
約30~35度で溶けてオイル状になり、酸化しにくいため長期保存に向いています。
美容効果や効能
◎皮膚を柔らかく、しっとりさせる高保湿力
カカオバターにはオレイン酸をはじめとしたステアリン酸、パルミチン酸などが含まれていて、皮膚を柔らかくして潤いを保つという優れた天然の保湿力を持っています。
オレイン酸は皮膚にも存在する脂肪酸。肌なじみがよく潤いを閉じ込めてくれます。
◎肌あれなどのトラブルにも
カカオバターに含まれるビタミンEは血行を促進してくれるので、くすみやくまなど肌トラブルにも効果が期待できます。
肌が柔らかくなることで角質を落としやすくし、ニキビや吹き出物をできにくくしてくれます。
◎リラックスする香り成分
チョコレートのように甘い香りで、香り成分にはリラックス効果があるといわれています。チョコレートを食べることでイライラやストレスが和らぐとされる同様の効果が期待できるんですね。
まとめ
ボディ用はもちろん、アイクリームなどフェイス用、ヘアケアとして…
あまり知られていませんが、カカオバターは食べ物としてだけでなく、お肌にうれしい美容効果もたくさん!
古くはエクアドルの原住民が、やけどや怪我をした際にも使用していたと言われているんです。
様々な活用方法ができる万能オイルであることがわかりまね。
ぜひ普段のケアに取り入れて、キレイに役立ててみてくださいね♪