チョコレートのある生活

チョコレートに白カビが!食べられるの?

あれ?チョコレートに白いブツブツが…

なにこれ!?カビ!??

そんなときめちゃくちゃ焦りますよね。

白いブツブツの原因は、基本的に保管時の温度、湿気、食品の水分量が関係しています。

カビの原因

食品が水分をまとっていると、空気中にあったカビの胞子がくっつき繁殖し、時間とともに「カビ」になります。

気温20~30℃はもっともカビが増えるといわれているので、「常温」、「湿気にさらされた状態」での保管はカビが繁殖しやすいと言えるでしょう。

逆に、一般的に糖度や塩度が非常に高い食品や乾物(干物)は菌が繁殖しにくく、腐りにくいとされています。

そのため冷蔵庫がない時代は主に漬物や蜜漬け、干物にして食料を保存していたんですよね。

チョコレートにカビができるの?

チョコレートは糖度が高そうなのにカビが生えるの?

…と疑問に思うかもしれません。

ですが、原料がカカオマスと砂糖だけのシンプルなチョコレートならまだしも、市販されているチョコはココアバターや粉乳などの添加物が一般的。

さらに生クリームやビスケット、ナッツ類が混ざる場合もあります。

密閉されていない状態で湿気と温度変化にさらされると、チョコレートでも水分量が多いものであればカビ繁殖する可能性があります。

特に綿状のふわふわ盛り上がった状態の場合は、カビである可能性が高いです。

また、カビ以外でも白いブツブツが出ることがあります。

「シュガーブルーム」、「ファットブルーム」と呼ばれる現象です。

シュガーブルーム

チョコレートが冷たいところ→温かいところというふうに急激な温度変化にさらされると、チョコレートが湿気にさらされ中の砂糖が溶け出します。

チョコレートの表面で砂糖が再結晶化したものを「シュガーブルーム」といいます。
表面の水分が蒸発すると表面には砂糖が残りザラザラした質感に。

ファットブルーム

温度が上がるとチョコレートのココアバターが表に溶け出し白い結晶となったものを「ファットブルーム」といいます。

指で触ると体温で溶けるのがシュガーブルームとの違いです。

カビがついても食べられる?

判断がつかない場合は製造元に問い合わせたほうが確実ですが、明らかに臭いや見た目でカビと思われる場合は残念ながら食べないようにしましょう。

個々に包装されているものより1つの袋にまとまってチョコレートが入っている場合はカビが繁殖しやすいので注意が必要です。

もし間違って食べてしまった場合は、腹痛や体の不調が出る危険性も否めません。

症状が見られた場合は、すみやかに病院で受診されることをオススメします。

  • この記事を書いた人

keko

cacao×beauty編集長 3度の飯よりチョコレートが好き。チョコでカラダも心もキレイになる情報を発信していきます。

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