ブラックフードってご存知ですか?
海外、特にアメリカで流行っている黒い色をした食べ物のコト。
日本人はイカスミパスタや黒ゴマを思い浮かべる人も多いと思うのですが、今アメリカで食べられているのは…
黒いパンのサンドウィッチ
黒いハンバーガー
黒いクッキー
黒いアイスクリーム
…と「う~ん、食べたい様な、食べたくない様な」、、、汗
黒い色素はポリフェノール類の栄養素なので、たしかに美容にも健康にも良いので、黒い食品を積極的に食べることは賛成です。
でも実は…
パンやアイスクリームなど、もともと黒くない食べ物を黒くする為に使われているのは「炭」なんですよね(笑)
そう、皆さんが良くご存じのあの「炭」です。
でも、炭って食べても大丈夫なんですかね…
という事で、そんな「炭」に隠された食品としての可能性に迫ってみましょう♪
炭を食べるとどうなるの?
炭ってそもそも食べられるのでしょうか?
応えはYES、食べられるんですね~
ただし「炭」は、食べ物というよりも食品添加物の範疇であることが、内閣府の食品安全委員会のHPでも確認できます。
炭と言ってもいろいろな炭があり、木炭や竹炭、ヤシ殻の炭、カカオ炭、などさまざまです。
また、炭なら何でも食べて大丈夫…というワケではなく、科学的根拠に基づき基本的な安全性が確保されている炭しか食べてはダメなんですって!
ちなみに炭は多孔質な性質があるので、様々な成分などを吸着すると言われています。
お米を炊くときに炭を入れたり、空気中のニオイ成分を吸着することで消臭効果を発揮したりするんですね♪
なので食べた炭もオナカの中で余分なモノを色々と吸着してくれて、そのまま便と一緒に排出されるってワケなんです。
排出される理由は、炭は消化されないからですね!
食べたアブラ分を吸着し排出してくれる…
そんな仮説がもし本当なら肥満で悩む人達なんで世界中から消えるんでしょうね(笑)
え、仮説!?だったらよく聞く「炭ダイエット」っているのはウソなの?
そこは非常に難しいところなのですが、一概にウソとも言い切れません。
先ほど書きましたとおり「食べる炭」は、食品添加物として基本的な安全性が確保されている必要があります。
そのため食品を色づけする炭などは、原料規格化されているものを使うというのが一般的です。
となると、炭に隠された力を最大限に引き出すために、高品質な炭原料も必ずあるはずなのです!
多孔質な性質をもつ炭は、孔が多いほど表面積が多くなり吸着力が高くなる…
つまりそれが「活性炭」!
吸着力を最新のテクノロジーを用いて人為的に高めた炭のコトで、これらは医療現場や浄水器などに用されています。
とあるメーカーが研究を重ねた赤松を原料とした活性炭などは、60分で体温が0.7度上昇する実験結果や、水に浮かべたラー油をきれいに吸着する実験結果などもエビデンスとして保有しているので、たしかに可能性を感じますよね♪
まとめ
世界の先進国が抱える肥満問題を解決する可能性をも秘めたと言っても過言ではない「食用活性炭」はこれから様々な食品に応用されてくる様です。
ご興味のある方は是非一度試してみてはいかがでしょうか!
今回は「食べる炭」のお話でした♪