チョコレートのある生活

『溶けない』チョコレートのチョコレート業界事情

夏場にチョコレートを楽しむための持ち運び方法や、夏ならではのチョコレートの楽しみ方(夏でもチョコ食べたい!最適な食べ方や持ち運び方法は?)をご紹介していますが、いまやチョコレートは「溶けにくい」商品も出回る時代。(笑)

溶けないチョコレート

カカオ自体は平均気温が30~35度の地域で栽培されるのに、チョコレートにすると30℃以上になると溶けてしまう…

なんだか矛盾していますが、それも無理のないこと。

古代メキシコなどでカカオを用いた食し方の多くはホットココアのように飲み物とされていましたし、その後固形のチョコが生み出されたのはヨーロッパ。

30度を超えることはあまりない気候の地域が多いため、あまり問題にならなかったようです。

しかし今や全世界的に扱われるチョコレートの販売数をどうにか伸ばしたいとなったとき、各社メーカーが注目したのが高温多湿の気候をもつ国向けに「溶けにくい」チョコを開発することでした。

ここ10年ほどの間にチョコレートメーカー各社が夏場でも溶けにくいチョコレートの研究に着手していて、海外ではなんと55度まで溶けないチョコが開発されていたとか。ただそのプロジェクトは途中で打ち切りになってしまいます。理由はおいしくなかったから。

チョコレートの老舗バリー・カレボー(Barry Callebaut)では38度まで溶けないチョコレートが開発され、国内では明治製菓などコンビニで買えるチョコレートも体温で溶けにくいコーティングが施された商品が販売され始めています。

まとめ

いかがでしたか?

溶けにくいチョコレートであれば暑い季節でも気にせずチョコレフレーバーを楽しむことができますね!

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keko

cacao×beauty編集長 3度の飯よりチョコレートが好き。チョコでカラダも心もキレイになる情報を発信していきます。

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