ダイエットの大敵に思えそうなチョコレート。ところが、意外とそうではないみたいですよ。
「チョコレートは好きだけど、食べたら太っちゃうんじゃない?」と思う方は多そうです。
でも、もしチョコレートを食べても太るどころか体にいい効果まであるとしたら…うれしいですよね♪
チョコレートの脂肪は蓄積しにくい
え~!なにそれ!早く言ってよ‥と言いたくなるような情報ですよね。
体が太るのは、食事などで摂取したエネルギーが消費エネルギーを上回ることが原因です。
チョコレートの原料カカオ豆の脂肪分をカカオバター(ココアバター)と呼びます。
【カカオバターを構成する脂肪酸の特徴】
・パルミチン酸
・ステアリン酸
・オレイン酸
・リノール酸
この4種類の脂肪酸のうち、ステアリン酸とオレイン酸が約60%を占めます。
ステアリン酸は体内での吸収率が低く、オレイン酸はコレステロール低下作用があるとされています。
つまり、チョコレートの脂肪分はエネルギー源になりにくく、体脂肪になりにくいというわけなんです。
抗肥満効果がある
カカオが多く含まれている高カカオチョコレートは、体重を減らす効果も!
カカオにはカカオポリフェノール、食物繊維、各種ミネラルなど栄養分が豊富に含まれています。
カカオポリフェノールには血圧を下げる働きがあり、食物繊維は糖質の吸収を抑え、血糖値の上昇を防ぐ効果も。
とりわけ高カカオチョコレートはその割合が大きいので、肥満を予防するのに役立つと、近年も研究が進んでいるんです。
脂肪燃焼作用がある
チョコレートやココアの香り成分「テオブロミン」はカフェインをはじめとした脂肪分解促進、利尿効果のあるメチルサンチン誘導代の一種です。
血行が良くなるのでむくみ改善効果も。
効果的な食べ方
もちろん、チョコレート原料配分は様々ですが、基本的には脂肪分と砂糖が含まれるためどれだけ食べても良いということはありません。
食べ過ぎは本末転倒なので、ダイエットや体型維持を目的としたときのオススメの食べ方をご紹介します。
・高カカオチョコレートを選ぶ
なるべく砂糖とミルクがたっぷり入ったものよりも、カカオポリフェノールが多く摂れる高カカオチョコレートを選んでみてください。
筆者の感覚だと、60~70%くらいのカカオ含有チョコレートは苦みも強すぎず食べやすいかも!
・板チョコ1/3までが理想
厚生労働省による1日の間食の目安は200kcal。ダイエット中や食事制限中なら、板チョコ1/3くらいに抑えておきましょう。
摂取カロリーにすると約80~100kcalになります。量は15~25gを目安に。
まとめ
いかがでしたか?
チョコレートを少し食べるだけなら、太るどころかダイエットに嬉しい効果がたくさん。
上手に取り入れて、理想的なスタイルを手に入れましょう♪